昨今、特に廃棄物分野におけるリチウムイオン電池を起因とする火災が相次いで発生しております。
一旦火災が起きてしまうと近隣住民に迷惑をかけ、会社の印象が悪化し、更には処理機械が一定期間使用できなくなり売上にも大きな影響が発生します。
大きな影響が出る前の対策として、IT導入補助金のようなお得な仕組みを利用して火災対策を行ってはいかがでしょうか。
IT導入補助金とは
IT導入補助金とは、経済産業省が行っている中小企業が自社の課題を解決するためにITツールを導入する際の経費の一部を補助する補助金制度となります。
導入予定のITツールが、こちらのIT導入補助金認定ツールであることが前提となります。
それ以外にも従業員数や資本金が中小企業として認められることが必要であったりしますので、細かい条件については、IT導入補助金支援事業者と一緒に申請を行っていくとサポートが得られます。
リチウムイオン電池の火災対策に効果的な Spark Eye
弊社が開発した Spark Eye は、廃棄物の中間処理施設のリチウムイオン電池の発火対策として開発されたシステムであり、これまで導入いただいたお客様にはとても好評いただいております。
火災対策には熱感知器や煙感知器、赤外線式、紫外線式など数多くの感知器がありますが、どれも万能品ではなく、場所場所に応じた適切な感知器を選ぶ必要があります。
適切ではない感知器を選択してしまうと、本来感知すべき対象物を感知できなかったり、誤検知が多くなり、日常業務に影響が出る可能性がありますので、感知器は慎重に選択したいですね。
弊社の Spark Eye は以下の点が特徴です。
これらが他の検知器にはない機能であり、特に破砕機下から続くベルトコンベアの監視にとても効果的です。
ちなみに本製品を購入時にIT導入補助金が採用されますと、約150万円の補助が受けられます。
SparkEye の詳細はこちら(ページ遷移します)
Spark Eye (AI火花検知システム) の導入事例
現在は主に廃棄物処理分野に導入が進んでおりまして、民間の中間処理施設や自治体清掃工場で設置しております。
導入事例については、こちらの動画で詳しく説明しておりますのでご参考ください。
導入したお客様の声
三重県の民間の廃棄物業者のT様
導入箇所:二軸破砕機
大阪府の民間の廃棄物処理業者のリサイクル課K様
導入箇所:ごみピット
他の分野:工場や病院、福祉施設、文化財などの分野へも効果的
今回は廃棄物処理施設の内容をメインに記載していますが、工場や病院、福祉施設、文化財などの引き合いも数多くいただいております。
先程ご紹介した通り火災感知器は様々な特徴がありますので、適した場所に適した感知器を導入することがとても重要です。
AI画像認識を利用した火や火花の検知手法は最新技術を利用した検知方法です。
従来の検知器では検知できない火や火花を検知することができるかもしれませんので、様々な分野でご検討いただければと思います。
文化財での活用事例はこちら
まとめ (リチウムイオン電池の発火対策)
いかがでしたでしょうか。
日常業務が忙しくついつい後回しにしがちな火災対策ですが、気づいたときには遅かったでは済まされない事故も発生する可能性があります。
この機会にお得なIT導入補助金を利用して火災対策をされてはいかがでしょうか。